第
一一号(一九九四年) |
エドワード・テイラーのカル
ヴィン主義―予定論と瞑想について |
三宅晶子 |
1 |
『大理石の牧神』における悪
魔 |
鈴木元子 |
15 |
キリスト教と初期ドイツ・ロ
マン主義―ノヴァーリスにおける文字と霊との相剋をめぐって |
富田裕 |
27 |
椎名麟三の文学とキルケゴー
ルの実存思想―『懲役人の告発』と『死に至る病』を中心に |
藤本誠 |
41 |
『沈黙』論―「宣教師」から
「最後の司祭」への道程 |
武田秀美 |
57 |
[書評] |
高柳俊一著『カール・ラー
ナー研究』
|
近藤勝彦 |
71 |
山形和美著『グレアム・グリーンの文学世界―異国からの旅
人― |
佐藤郁 |
77 |
斎藤和明著『あーるす・ぽえーてぃか―英米詩の世界』 |
下館和巳 |
81 |
勝呂奏著『小川国夫文学の出発「アポロンの島」』 |
西谷博之 |
85 |
[紹
介] |
久保田暁一著『椎名麟三とアルベエル・カミュの文学』『日
本の作家とキリスト教―二十人の作家の軌跡―』中野新治著『宮沢賢治・童話の読解』 |
神田重幸 |
89 |
第
一二号(一九九五年) |
『深い河』―転生と同伴者 |
高柳俊一 |
1 |
『深い河』の実験―〈愛〉の
言説をめぐって |
川島秀一 |
13 |
遠藤周作「青い小さな葡萄」
論 |
笛木美佳 |
25 |
小川国夫「ユニアの旅」論―
聖書系列作品の原点 |
勝呂奏 |
39 |
武田泰淳『富士』と「ヨブ
記」―文学と宗教の相克 |
中野信子 |
49 |
寓話化と非神話化―オコナー
の信仰と小説作法 |
橋爪由美子 |
65 |
F・スコット・フィッツジェ
ラルド―神なき狂乱と不安 |
森本真一 |
81 |
旧約聖書と再生の思想―ア
ドーニスをめぐって(上) |
清水護 |
91 |
[特集]現代文学における愛 |
現代文学において愛の表現は
可能か―椎名麟三の初期作品に見るスタヴローギン超克のたたかい |
高堂要 |
105 |
グレアム・グリーン文学にお
ける〈愛〉の実相 |
山形和美 |
119 |
G・グリーン『力と栄光』
(1940)―〈愛〉の輻射状的構図 |
安徳軍一 |
127 |
スコービーの物語 |
遠藤祐 |
135 |
現代文学における愛―G・グ
リーン『情事の終わり』を中心に |
成井透 |
143 |
『[視座]芥川龍之介研究の
新しき地平に |
宮坂覺 |
149 |
[書
評・紹介] |
桶谷・平岡・佐藤編『透谷と近代日本』 |
大田正紀 |
153 |
高木文雄著『漱石作品の内と外』 |
佐藤裕子 |
157 |
山形和美著『日本文学の形相―ロゴスとポイエマー』 |
遠藤祐 |
161 |
山形和美編『聖なるものと想像力』上・下 |
西谷博之 |
167 |
第
一三号(一九九六年) |
安西均における神 |
柴崎聰 |
1 |
中島敦「悟浄歎異」における〈救い〉 |
箕野聡子 |
9 |
W・フォークナー『響きと怒り』にみる〈復活〉の意味 |
内田智子 |
21 |
ウィラ・キャザーとキリスト教―Shadows on
the Rockを中心として |
堀千和子 |
29 |
旧約聖書と再生の思想―アドーニスをめぐって(下) |
清水護 |
42 |
The Warp and The Woof of
Endo Shusaku’s Novel Fukai Kawa (Deep River) |
Yoshiko
Howard |
141 |
[特
集]現代文学における贖い |
『カラマーゾフの兄弟』を読む―スメルジャコフを中心に |
清水孝純 |
54 |
日本現代文学における〈贖い〉 |
遠藤祐 |
68 |
日本現代文学における〈贖い〉―椎名麟三「神の道化師」に
ふれながら |
宮野光男 |
80 |
太宰文学における〈贖い〉―「ヴィヨンの妻」をめぐって |
神田重幸 |
86 |
[書
評・紹介] |
小野功生他著『挑発するミルトン―「パラダイス・ロスト」
と現代批評―』 |
高柳俊一 |
92 |
谷悦子著『まど・みちお研究と資料』 |
柴崎聰 |
97 |
影山恒男著『芥川龍之介と堀辰雄・信と認識のはざま』 |
斎藤和明 |
101 |
曺紗玉著『芥川龍之介とキリスト教』関口安義著『この人を
見よ―芥川龍之介と聖書―』 |
宮坂覺 |
104 |
山形和美編『愛のモチーフ―イギリス文学の風景』 |
森本真一 |
108 |
三木サニア著『遠藤・辻の作品世界』 |
佐藤裕子 |
111 |
[資料]ルイスの講演について |
本多峰子 |
114 |
第
一四号(一九九七年) |
中世フランスにおける聖杯伝説の生成 |
横山安由美 |
1 |
フランス15・16世紀の演劇とキリスト教 |
川那部和恵 |
10 |
C・S・ルイスに見る〈憧れ〉のテーマ |
竹野一雄 |
20 |
喜び、光、神 |
堀越喜晴 |
31 |
グレアム・グリーン『力と栄光』を読む |
辻弘子 |
43 |
北村透谷『蓬莱曲』における陰れたる神 |
西谷博之 |
52 |
「誘惑―或シナリオ―」論 |
安藤公美 |
69 |
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 |
武田秀美 |
79 |
[特
集]Ⅰ 現代文学における贖い |
現代文学における贖い―モーリアックの場合 |
田辺保 |
88 |
モーリヤック、その文学 |
上総英郎 |
94 |
F・モーリヤック『夜の終わり』における自由と贖い |
川那部保明 |
98 |
[特
集]Ⅱ 『燃えあがる緑の木』三部作を読む |
『燃えあがる緑の木 第一部
「救い主」が殴られるまで』とイェイツの「揺れ動く」について |
斎藤和明 |
106 |
「大きい物語」・「言いはる」・「福音書」 |
小野功生 |
116 |
『燃えあがる緑の木』第三部「大いなる日に」 |
高柳俊一 |
123 |
[視
座] |
一冊の聖書の背景 |
関口安義 |
130 |
[書
評・紹介] |
M・ヘンリ著/山形和美訳『ヨブ記1』 |
小野功生 |
140 |
中村青史著『民友社の文学』 |
神田重幸 |
143 |
勝呂奏著『正宗白鳥明治世紀末の青春』 |
水本精一郎 |
147 |
久保田暁一著『三浦綾子の世界』 |
関永光彦 |
150 |
高柳俊一日本語版監修/榊原晃三監訳『聖書文化事典』 |
山形和美 |
153 |
山形和美責任編集・監修/中村妙子訳『C・S・ルイス著作
集1』 |
遠藤祐 |
155 |
第
一五号(一九九八年) |
講演 文学と聖書 |
新井明 |
1 |
シンポ
ジアム |
小川国夫『或る聖書』私論 |
山形和美 |
10 |
小川国夫『或る聖書』の世界―作品の構造 |
勝呂奏 |
21 |
文学としての聖書 小川国夫『或る聖書』と『王歌』 |
西谷博之 |
33 |
ミニシ
ンポジアム |
ヨブ記の文学性 |
並木浩一 |
45 |
文学作品としてのヨブ記 |
高柳俊一 |
55 |
[論
文] |
F・オコーナー『賢い血』永遠なる故郷の探求物語 |
前田絢子 |
63 |
芥川龍之介『神神の微笑』について |
鈴木陽子 |
78 |
C・S・ルイスとエドマンド・スペンサー |
根本泉 |
87 |
正宗白鳥『日本脱出』論〈日本脱出〉の可能性 |
佐藤ゆかり |
98 |
藤村のエスプリ・イストリック |
奥野政元 |
108 |
芥川龍之介の出発 ロマン・ロランの影響 |
首藤基澄 |
120 |
小説家の自由と作中人物の自由 |
井上三郎 |
130 |
The Plays of Harold Pinter
and Edward Albee |
Kevin Keane |
184 |
[書
評] |
山形和美編『差異と同一化・ポストコロニアル文学論』 |
高柳俊一 |
141 |
並木浩一『ヘブライズムの人間感覚』 |
斎藤和明 |
145 |
小野功生訳『ロゴスとことば』 |
田久保浩 |
148 |
山形和美訳イーグルトン『理論の意味作用』 |
小野功生 |
152 |
山形和美編『遠藤周作その文学世界』 |
池内輝雄 |
155 |
キリスト教文化学会編『キリスト教と欧米文化』 |
富田裕 |
158 |
奥野政元編『水谷昭夫著作集』 |
遠藤祐 |
162 |
[紹
介] |
森本真一訳『樫の茂る丘へ』『シャーウッド・アンダーソ
ン』『ウィリアム・フォークナー』 |
田久保浩 |
168 |
佐藤泰正『異文化との遭遇』 |
西谷博之 |
173 |
福岡ユネスコ教会編『世界が読む日本の近代文学Ⅱ』 |
西谷博之 |
173 |
笹淵友一名誉会長への感謝を込めて |
|
185 |
第
一六号(一九九九年) |
[シン
ポジアム]近代文学における〈地獄〉の意識 |
近代文学における〈地獄〉の内在化 |
小野功生 |
1 |
ボードレールの〈地獄〉 |
川那部保明 |
9 |
グリーンにおける地獄の思想 |
山形和美 |
18 |
セイタン地獄へ帰る |
斎藤和明 |
35 |
[ミニ
シンポジアム]遠藤周作『深い河』 |
『深い河』再読 |
佐藤泰正 |
45 |
『深い河』の作中人物 |
笠井秋生 |
53 |
深い河』について |
高堂要 |
61 |
[論
文] |
グリーンランド、鏡の中の住人たち |
阿部曜子 |
69 |
大江満雄における神の構造と役割 |
森田進 |
79 |
『深い河』―「多元的宗教観」のテーマ |
武田秀美 |
88 |
「痛みの問題」―The Voyage of the
Dawn Treader論 |
安藤聡 |
102 |
正宗白鳥の『内村鑑三』論 |
佐藤ゆかり |
112 |
キリスト教と文学―ル・フォール小論 |
八木博 |
120 |
[書
評] |
桶谷秀昭・平岡敏夫・佐藤泰正編『透谷と現代―21世紀へ
のアプローチ』 |
中野新治 |
131 |
野原一夫『太宰治と聖書』 |
田中良彦 |
136 |
関口安義『芥川龍之介の復活』 |
遠藤祐 |
139 |
小野功生・圓月勝博訳クリストファー・ヒル『十七世紀イギ
リスの急進主義と文学』 |
高柳俊一 |
142 |
山形和美訳マイクル・シェルデン『グレアム・グリーン伝』
|
竹野一雄 |
146 |
山形和美・岩坪友子共訳ポール・ド・マン『ロマン主義のレ
トリック』 |
田久保浩 |
152 |
山形和美監訳ウォルター・フーパー『C・S・ルイス文学案
内事典』 |
高柳俊一 |
155 |
西川宏人編『フランス文学の中の聖人像』 |
川那部和恵 |
161 |
第
一七号(二〇〇〇年) |
[特
集]Ⅰ 近代文学における〈地獄〉の意識 |
講演 |
ウィリアム・ブレイクと現代 |
新倉俊一 |
1 |
シンポ
ジアム |
芥川文学における〈地獄〉の意識 |
宮坂覺 |
7 |
太宰文学における〈地獄〉の意識 |
服部康喜 |
19 |
森内俊雄と〈地獄〉の思想 |
西谷博之 |
27 |
日本の近代文学と〈地獄〉のイメジ |
遠藤祐 |
38 |
[特
集]Ⅱ 大江健三郎『宙返り』をめぐって |
『宙返り』を読む |
奥野政元 |
46 |
大江健三郎『宙返り』におけるR・S・トマス |
小野功生 |
54 |
大江健三郎『宙返り』論 |
横田信恵 |
65 |
[論
文] |
椎名麟三における地獄と実存意識 |
安井猛 |
72 |
石原吉郎と聖書 |
柴崎聰 |
79 |
カーライルとミル |
向井清 |
89 |
T・S・エリオット『カクテル・パーティ』 |
岩松博文 |
99 |
『八月の光』における人種差別とキリスト教 |
西岡祥文 |
113 |
モーリアックの『テレーズ・デスケルー』について |
井上三郎 |
124 |
[書
評] |
笠井秋生・玉置邦雄編『作品論 遠藤周作』 |
三木サニア |
136 |
橋浦兵一編著『ことばとの邂逅』 |
奥野政元 |
138 |
山形和美著『言語空間の崇高性―ロゴスへの意志』 |
小野功生 |
141 |
竹野一雄著『C・S・ルイスの世界―永遠の知恵と美』 |
山形和美 |
144 |
安徳軍一著『比較文学の視座・異文学空間の言語宇宙』 |
高柳俊一 |
146 |
A・D・ナトール著/山形和美・山下孝子訳『ニュー・ミ
メーシス―シェイクスピアと現実描写』 |
水谷八也 |
149 |
第
一八号(二〇〇一年) |
[特
集]Ⅰ 文学における終末意識 |
ダンテ『神曲』における終末のヴィジョン |
下館和巳 |
1 |
陽気な終末論―フランス15・16世紀世俗劇における終末
意識 |
川那部和恵 |
12 |
オコナーの作品における終末 |
橋爪由美子 |
24 |
終末論に関連する教義と文学におけるその現れ |
竹野一雄 |
30 |
[特
集]Ⅱ 森内俊雄『骨の火』をめぐって |
森内俊雄『骨の火』―骨と火のフィジック |
山形和美 |
41 |
『骨の火』をどう読んだか |
遠藤祐 |
53 |
[論
文] |
フィリップ・ジャコテ『ルソン』の語るもの |
川那部保明 |
65 |
芥川龍之介における終末意識 |
関口安義 |
78 |
「南京の基督」論―奇蹟物語を夢見ているのは誰か |
嶌田明子 |
88 |
『虚構の春』論― 「虚構」書簡群からの考察 |
長原しのぶ |
101 |
遠藤周作「女の一生一部・キクの場合」論―〈場合〉を読み
解くために |
笛木美佳 |
113 |
高堂要の作品世界―『酔っぱらいマルメラードフ』をめぐっ
て |
柴崎聰 |
126 |
[書
評] |
山形和美著『チェスタトン』を読む |
尾崎安 |
135 |
大野隆著『ホプキンズの詩の世界』 |
高柳俊一 |
137 |
Mineko Honda, The
Imaginative World of C.S. Lewis |
川崎佳代子 |
142 |
斉藤勇著『チョーサ―曖昧・悪戯・敬虔』 |
山本俊樹 |
144 |
川島秀一著『遠藤周作〈和解〉の物語』 |
笠井秋生 |
145 |
リーランド・ライケン著/森本真一訳『世俗的聖人たち―
ピューリタンの実像』 |
田久保浩 |
147 |
小田切弘子著『横光利一―比較文化的研究』 |
西谷博之 |
149 |
平岡・山形・影山編『夏目漱石事典』 |
遠藤祐 |
150 |
第
一九号(二〇〇二年) |
[特
集]Ⅰ 文学における終末意識と再生 |
講演 |
宗教詩における文化屈折のひとつの型とその再生への試み―
形而上派詩人たちの作品にてらして |
本田錦一郎 |
1 |
シンポ
ジウム |
終末と再生―椎名麟三・大岡昇平・加賀乙彦をめぐって |
山形和美 |
15 |
大岡昇平―終末意識と再生 |
玉置邦雄 |
22 |
加賀乙彦『湿原』をめぐって |
柴崎聰 |
28 |
[特
集]Ⅱ 『ハムレット』とキリスト教 |
宇宙像転換期におけるハムレットの神認識 |
水谷八也 |
34 |
『ハムレット』とキリスト教―主にピューリタニズムとの係
わりについて |
森本真一 |
44 |
ハムレットの罪悪感 |
安藤聡 |
50 |
[論
文] |
正宗白鳥の小説批評―芥川論を通して |
佐藤ゆかり |
54 |
芥川のキリスト教に対する両面性 |
河泰厚 |
62 |
夏目漱石「薤露行」論―明治三十代後半におけるキリスト教
言説との関連に着目して |
宮薗美佳 |
71 |
太宰治「桜桃」論―沈む聖母子像と消失点としての〈種〉
|
大國眞希 |
80 |
大江健三郎『人生の親戚』論―誰が彼女を語るのか |
横田信恵 |
90 |
前期イェイツとキリスト教の精神―二つの薔薇のイメージを
巡って |
木原誠 |
101 |
「夜の果て」の曙―G・ベルナノスの文学世界―『ウィーヌ
氏』と『田舎司祭の日記』をめぐって |
片山はるひ |
109 |
[書
評] |
服部康喜著『終末への序章―太宰治論』 |
水崎野里子 |
118 |
足立万寿子著『エリザベス・ギャスケル―その生涯と作品』
|
安藤聡 |
120 |
木原誠著『イェイツと夢・死のパラドックス』木原謙一著
『イェイツと仮面・死のパラドックス』 |
水谷八也 |
131 |
[紹
介] |
金子雄司・大西直樹編『言葉と想像力』 |
山形和美 |
133 |
第
二〇号 記念号(二〇〇三年) |
[特
集]Ⅰ 文学とキリスト教 |
講演 |
文学とキリスト教―遠藤周作をめぐって |
笠井秋生 |
1 |
シンポ
ジウム |
シンポジウム「文学とキリスト教」を終えて |
奥野政元 |
13 |
ポエジーとキリスト教―P・J・ジューヴ『血の汗』をとお
して |
川那部保明 |
18 |
文学とキリスト教 |
高柳俊一 |
23 |
文学とキリスト教 |
山形和美 |
29 |
[特
集]Ⅱ 八木重吉論 |
八木重吉―その詩と真実 |
山形和美 |
36 |
ほのおと静かさの詩人 八木重吉 |
柴崎聰 |
42 |
八木重吉の詩と真実―後半期の詩の世界 |
武田秀美 |
49 |
[論
文] |
聖書・信仰・友情―一九一〇年代の一高青年群像 |
関口安義 |
58 |
「シグナルとシグナレス」(その一)―信号機たちの物語 |
遠藤祐 |
68 |
堀から遠藤周作へ、あるいは遠藤から堀辰雄へ |
佐藤泰正 |
81 |
芥川龍之介「南京の基督」論―宋金花の〈祈り〉における宗
教性 |
足立直子 |
91 |
一九二三年のクリスマス―芥川龍之介「少年」 |
安藤公美 |
97 |
富永太郎詩論―その宗教性をめぐって |
大澤富士子 |
105 |
太宰治とキリスト教 |
水崎野里子 |
111 |
李箱と芥川龍之介 |
曺紗玉 |
117 |
ダンテの〈誤読〉と現代詩人 |
新倉俊一 |
124 |
想像力の文法と読む行為―文学と声とテクスト宇宙 ひとつ
の見取り図 |
高柳俊一 |
133 |
フィリップの魂は救われなかったのか―グレアム・グリーン
「地下室」の語り手に抗して |
小幡光正 |
145 |
ジュリアン・グリーンにおける美の問題―『クリスティー
ヌ』の読解にそくして |
井上三朗 |
157 |
Endo Shusaku and Graham
Greene |
Kazumi
Yamagata |
226[1] |
Toukoku Kitamura and Ralph
Waldo Emerson's Transcendentalism |
BaeKwan Heo |
215[12] |
[書
評] |
宮野光男著 『有島武郎の詩と詩論』 |
石丸晶子 |
169 |
関口安義 『恒藤恭とその時代』 |
宮坂覺 |
171 |
『柴崎聰詩集』 |
佐藤泰正 |
173 |
許培寛著
『北村透谷とEmerson―比較文学研究』 |
黒木章 |
176 |
横山安由美著
『中世アーサー王物語群におけるアリマタヤのヨセフ像の形成』 |
川那部和恵 |
179 |
向井清著
『トマス・カーライル研究―文学・宗教・歴史の融合』 |
田久保浩 |
181 |
安藤聡著
『ファンタジーと歴史的危機―英国児童文学の黄金時代』 |
氏家理恵 |
183 |
安藤聡著
『ウィリアム・ゴールディング―痛みの問題』 |
矢口洋生 |
185 |
辻弘子著 『「ダブリン市民」と聖書のイメージ』 |
山形和美 |
187 |
井上三朗著 『ジュリアン・グリーン研究序説
「幻を追う人」「モイラ」の読解』 |
高柳俊一 |
189 |
山形和美著 『文学の境界線―情と知の対峙』 |
竹野一雄 |
194 |
[紹
介] |
安森敏隆他 『キリスト教文学を学ぶ人のために』 |
遠藤祐 |
196 |
川合道雄著 『武士のなったキリスト者
押川方義 管見』 (大正・昭和編) |
神田重幸 |
197 |
椎名麟三研究会編 『論集 椎名麟三』 |
細川正義 |
198 |
『伝統と革新―高柳俊一教授古希記念英文学論集』 |
小野功生 |
199 |
『キリ
スト教文学研究』総目次 |
227 |